RJ-410 他の機体に比べ飛ばない

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REPAIRFANから出荷した1台
何でも、同じ条件で他のRJ-410と比べても飛びが悪いらしい
ファイナルがお亡くなりか?との事

 

問題の物はコレ
何やら線が巻き付けられています

 

 

 

 

 

 

 

線の行き先はソフトケースの内側
アルミテープで仮想接地を狙ったと思われる
ただ、RJ-410は給電点が無線機の下にあるから
ここまで覆うと少なからず影響があるんじゃないかなぁ?

 

 

 

 

 

 

リード線(エレメント?)とアルミテープの導通を確認

 

 

 

 

 

 

 

 

直流的には繋がっていません
高周波的にはストレ容量で繋がるんだろうけど・・・

アルミは表面に酸化膜が発生しやすく、
その絶縁性も高い(アルミナ)ため半田などで強結合した方が良いだろう

 

 

 

 

 

 

下面のネジに配線を追加した痕跡が
このネジはANT固定しているネジです

ネジにもRFが印加されるので配線を追加する事は好ましくない

 

 

 

 

 

 

 

シールドが当たらない様に逃げ加工はしてある

 

 

 

 

 

 

 

 

分解せずに給電点の電圧を確認

1Vp-p以上はあるはずなのに200mVp-p程度しかない

(500mV/DIV)

 

 

 

 

 

 

分解して確認です

送信しながらレベルを追いかける

 

 

 

 

 

 

 

赤丸のドライブTr(2SC945)を通過した所でレベルが下がる
周辺は大丈夫そうなので、このTrが怪しい

 

 

 

 

 

 

 

取り外してhfeを測ってみたら
28しかないじゃないか

やはりコイツですか
C945が死ぬのは珍しいなぁ
しかも過酷なファイナルじゃなくてドライブ

多分、経年劣化なんだろね

 

 

 

 

新品のC945を測ってみるとhfeは187

コレに付け替え

 

 

 

 

 

 

 

出力でる様になりました!
(調整もしました)

*修理前の出力測るの忘れてたorz

 

 

 

 

 

 

受信なども確認し組み立て

 

 

 

 

 

 

 

 

交換&取り外した部品

 

 

 

 

 

 

 

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