アイコムの簡易デジタル車載器IC-DPR100
オーナーの話では
“ファイナルがとんだ”との事
サービスマニュアルどころか回路図すら入手できないので修理できるか判りません
単純にファイナルが飛んだだけ方が修理しやすいかもしれませんね
アンテナコネクタが交換されているのが気になる
Nコネになっています
動作確認をすると・・・出力でてますやん
変調も正常
??
1時間ほど送受信を繰り返していると
突然!出力低下
もう一度、送信し直すと正常に戻ると言う厄介者
かなりの時間をかけて再現させると異常時には電流が3A以上流れているのを確認
慌てて写真撮ったからぶれてるww
この交換されたコネクタだけど、アース側が緩い感じがする
頻繁に抜き差ししているのか?
圧着タイプのN-Jに変更します
これでコネクタの不安が無くなったので
再現試験開始
しかし!不具合再発
やはり、分解してみるしか無さそうです
トルクスネジがオモクソ閉まってて
なめちゃったorz
正しい工具つかってんだけどな~
ベッセルのT10H
仕方がないのでドリルで揉みました
パカッと御開帳~
表面
裏面
基板の状態で動作テスト
放熱器が無くなるので長時間のテストは無理
各部の信号を測りながら故障個所に当たりを付ける
いろいろ考えながら確認試験
1時間に1回ほどしか発生しないし
回路図ないし
雲をつかむ気分です
色々探して赤丸のドライブFETの半田クラックと判りました
見た目じゃ判らないクラック
プローブを当てながら不具合が発生するまで延々送受信してみる羽目にww
なめたトルクスはタップ立てて皿ネジ入れときました
最終の連続動作テスト
3時間以上送受信を繰り返し不具合が発生しないことを確認
出力は安定して5W以上
電流も1.5A程度で安定
交換した部品
今回からブログ投稿システムに変更が有りました
このため、体裁が若干変わります
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