SONYの初代ハンディ8chCB機らしい
しかしデカいですな
(無線機後ろ1マス 5cmです)
調子が悪いとのざっくりした依頼
ざっくり動作チェックすると
送信はまぁ何とか
受信は音の出ないチャンネルがある
そして・・・
一緒にヤフオクで売られているXtalも同梱されていた
定番の故障個所ですよね~
判っていらっしゃる
早速、カパッとな
・・・あ~れ~?
なんかこの辺り腐食の痕跡が
電池液漏れの痕跡か?
何だよこのマスキングテープ
(実際は赤と黒の細線を押さえていただけと思われる)
基本性能のチェック
送信
出力:500mW以上 (+20%以内なので問題なし)
周波数:チェンネルにもよるが2~4kHzズレ
やはりXtalの不良のようですね~
ただ、AMなので近距離なら判らないかもしれません
受信
ch3,4,6が受信できません
感度:+7~3dBuV
オリジナルがどの程度かわかりませんが悪いですね
さらに分解を進めます
おお!あの忌々しい
樹脂ケースのXtalが!
SONYの一部の機種では定番の時限爆弾
一気に外しました
もちろん、ドコにナニを付けるかメモしておきましょう
支給されたXtalに植え替えました
ちなみに
X1:受信1ch X9:送信1ch
X2:受信2ch X10:送信2ch
X3:受信3ch X11:送信3ch
X4:受信4ch X12:送信4ch
X5:受信5ch X13:送信5ch
X6:受信6ch X14:送信6ch
X7:受信7ch X15:送信7ch
X8:受信8ch X16:送信8ch
Xtal以外にも忌々しいトランジスタ
2SC710
が使われている
hefの低下とかロクな事が無い
5個使用されていたので問答無用で交換
調整
送信
出力:500mW
周波数:+15Hz(max)チャンネルによる
受信
感度:-9~-7dBuV
周波数:+120~-270Hz チャンネルによる
十分実用レベルになったんじゃない?
組み立てて完成
交換した部品たち
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