ICB-707 変調薄い 修理

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SONY最後(?)のポータブルCB機
無駄なもん(ラジオとか)を省いて小型化されている

この機種の前のICB-790はPLLシンセだったのにXtalに戻っていると言う時代逆行モデル

PLL途上期だったので欠点で苦労したんだろうけど新しい物好きのSONYとしてはどうなの?と思う

この時代のSONYと言えばコレ
it’s a Sony シール
印刷じゃなくてシールなのがまたいい感じだ

大きさ比較で
FT-817 vs ICB-707

モノバンド・モノモード
     vs
マルチバンド・オールモード

今回の依頼内容は変調が薄いと言う話

この包絡線は従来機で”あー”と言う声を見たもの

過変調気味ではあるが概ね伝えるべき信号が変調されている

今回のICB-707で同じく”あー”の包絡線
マイクが違ったりするが抑揚が全くない
コンプレッションをかけるにも程がある

指摘事項の”変調が薄い”よりもモニタしている自分の声が歪すぎている事に驚いた

早速、分解

どの様な設計思想か判らないけど、この変調はひどいので真っ当な変調にすることを目標にし、強く変調をかけるのはそののち状況を見て検討する事にした

外部から正弦波を入れて包絡線確認
変調度は10%ぐらいだけど綺麗です

モニタ音も綺麗

ここら辺は問題ない

変調度20%程度
歪はじめた!
って早すぎやろ
昨今の新技適対応機でもここまで早い段階で制限はかからない
何か根本的に問題がありそうだ

この機種も終段変調方式なので終段にかける変調信号を確認

・・・この段階で歪まくってるやん

オーディオアンプICのuPC575の片肺不良か?

このICはファイナルの駆動と受信音の最終増幅となかなかハードワークなので不良になっているのを稀に良く見る(笑

気になるのは受信音が綺麗であると言う事
片肺不良なら受信音も歪むはずだけどそんな風には聞こえない

ICを交換して変化があるか確認してみる事に、外すために予備半田を流している時に気が付いた

・・・何だか半田付けの汚い個所がある・・・

赤矢印の個所
どう見ても半田ブリッジしている
今回の予備半田でやらかした記憶もない
除去してみました

あっさり100%変調がかかる様になった
モニタの聴感上も綺麗だ

推定だけど製造時に赤矢印下のセラコンを手直しで付けるときに”やらかして”しまったのじゃないか?

分かりやすく言うと

製造不良

同じ方法で”あー”
しっかり変調かかる様になったやん

犯人はお前か!

SONY!

it’s a Sony とか
・・・コレはソニーって舐めとんのか!

他、いろいろ調整しました
大きくズレている箇所は無かったのですが

歴代のオーナーはこのショボ変調に翻弄されてきたんだろうなぁ

調整のために交換した部品

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