クラニシ BR-200 アンテナアナライザ 修理

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今は亡きクラニシのアンテナアナライザBR-200
HF~144まで測定出来てアンテナ設営現場で測定できるという有り難い測定器
確か39,800円だったと思う

今回は電源は入るが測定できないとの事
確かに電源は入るが無負荷なのにSWR1だったりインピーダンス0Ωだったり・・・

まずは発振器が動作しているかアンテナ端子にオシロをつないでみました

ちゃんと発振してますね
って事は検出回路に問題がありそう

さっそく裏蓋をカパッと開けゴマ

上側がメータ&周波数カウンタ基板
下側が発振&検出基板

怪しいとこチェック
この”H”マークの入っているダイオードが短絡している
たぶん、ブリッジ回路の一部
って事は同じダイオードが他にもあるはず

裏側をめくるとありました
空中配線で結線されてる
こいつらは健全

この白帯と黒帯+Hマークのダイオードっていったい何者?
ネットの情報とデータシートから1SS108(日立)と判明
用途は検波用のショットキバリアとなっているが既に廃番で市場在庫も乏しい

代替を探すか・・・

代替品になりそうなものを秋月電子で物色
1SS106(日立)の互換品
1SS106(无錫旭暘電子有限公司)・・・何て読むねん??

データシートを見ると互換と言うか近似品?
一本当たり24円なのでまずまずの値段
とは言うもののこの手の高周波デバイスは消えつつあるので、手に入るだけありがたいと思わなければ

上が1SS106(互換品)
下が1SS108(死亡)

健全な1SS108を外してVfを見ると約0.19V
1SS106(互換品)のVFは0.29V
どちらもSBDっぽいVFです

データシートから接合容量を見ると
1SS108:3.0pF max
1SS106:2.0pF max

さっそく実装!
うまく動くでしょうか?

無負荷でSWRを測ると無限大
イイ感じ

ダミーを付けると1:1になる
ばっちりイケてますやん

次にインピーダンス測定
50Ω接続してるのに無限大・・・あかんやんorz

やはりブリッジの一部だけVFが異なるダイオードが付いているのが良くないようです
全てのSBDを同じものに変えると上手く行くかもしれません

何とか1SS108のオリジナルを手に入れました!

さてさてVFは~?

0.20V と元々付いていた物に近い値だ

さっそく付け替え!
*なぜかピンボケ

インピーダンス測定
50Ωで50Ωを指してる

ok!

次にダミーロードを並列につないで25Ωにしたもの
25Ωを指示していてok!

無事修理完了です

今回は安価な部品が使えるか試してみましたが安易には行きませんね~
ブリッジのダイオード全て付け替えたら行けたかもしれませんが、それはまたの機会と言う事にしましょう
(めんどくさいからやらないんじゃないよ・・・たぶん)

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